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2013年7月28日日曜日

ホンダのFT400/500というバイク



1982年の6月10日にホンダより発売されたFT400と500というバイク。

最近は、中古車も見かけなくなってしまった…

当時からアメリカで人気のあったダートトラック向けに開発されたフラットトラッカーのバイク。

日本国内ではかなりの不人気車でほとんど見かけることはなかった車両。

個人的には気にっていたけどね…


当時のホンダニュースより
『ホンダFTシリーズは、定評のあるXL系エンジンをベースにした新設計398cc (FT500は497cc)セルフスターター装備の単気筒エンジンを搭載。
このエンジンは、吸・排気に各々2個のバルブを配した4バルブ機構によって、高い燃焼効率を実現。 
更に、単気筒エンジンながら、2本のエキゾーストパイプを採用し、排気効率をより向上させるなど、一層力強いトルクを生み出している。
また、エンジン振動を低減させる2軸式バランサーの採用により、単気筒独特の振動が大幅に減少し、軽量・スリムで高剛性の専用ダイヤモンドフレームが可能となった。 スタイリングは、単気筒ロードスポーツ車の力強さを一段と強調しているスリムで新感覚のデザインである。更に、アルミキャストホイール、黒・クロームメッキのマフラー、巾広なチューブレスタイヤなど中排気量クラスでは、充実した装備をそなえている。』

●エンジン関係
 専用カートリッジタイプのオイルフィルターを内蔵した大容量オイルパン(容量2.4l)の 採用により、冷却効果の向上を図っている。
 低速域でも粘り強さを発揮するVBキャブレターを装備。
 無接点式CDIをはじめ、オートカムチェーン・テンショナー、オイルシールド・ドライブチェーンの採用など、メンテナンスフリーへの配慮もなされている。
 ハンドル、ステップのラバーマウントにより、快適な乗り心地を実現。
 新開発の2モーション始動機構により、スムーズなエンジン始動を実現。
 中・低速域に重点をおいたギアレシオの5速ミッション。

●車体関係
 強力な制動効果を発揮するデュアル・ピストン・キャリバーを装着した大径フラットディスクブレーキを前、後輪に装備(前296φ・後276φ)
 サスペンションは、フロントはセミエア式、リアにはホンダ独自のF・V・Q・ダンパーを採用。
 フロント部分のねじれ剛性を高めるスタビライザーの装備。
 
豊かな光量が得られるハロゲン・ヘッドランプ(60/55W)。

販売価格はFT400が¥423000で500が¥428000だった。

ちなみに、こんなバイク

                                  かっこいいと思うんだけどなぁ…

主要諸元 〈 〉内はFT500

型式 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・NC09〈PC07〉
全長(m) ・・・・・・・・・・・・・・・・2.225
全幅(m) ・・・・・・・・・・・・・・・・0.775
全高(m) ・・・・・・・・・・・・・・・・1.190
軸距(m) ・・・・・・・・・・・・・・・・1.425〈1.435〉
最低地上高(m) ・・・・・・・・・・・0.160
シート高(m)・・・・・・・・・・・・・・・・・0.790
車両重量(kg) ・・・・・・・・・・・・170〈171〉
乾燥重量(kg) ・・・・・・・・・・・・158〈159〉
乗車定員(人) ・・・・・・・・・・・・・2
燃費 (km/L) ・・・・・・・・・・・・・41.0〈38.0〉(60km/h定地走行テスト値)

エンジン型式 ・・・・・・・・・・・・ND01E〈PD01E〉(4サイクルOHC4バルブ単気筒
排気量(cm3) ・・・・・・・・・・・・398〈497〉
内径×行程(mm) ・・・・・・・・・・・・89.0×64.0〈89.0×80.0〉
圧縮比 ・・・・・・・・・・・・・・・・・8.6
最高出力 (PS/rpm) ・・・・・・・27/6,500〈33/6,500〉
最大トルク(kg-m/rpm) ・・・・・・・3.2/5,000〈4.0/5,000〉
キャブレター形式 ・・・・・・・・・・・・VB13 〈VB11〉
始動方式 ・・・・・・・・・・・・・・・・・セルフ式
点火方式 ・・・・・・・・・・・・・・・・・無接点式CDI
潤滑方式 ・・・・・・・・・・・・・・・・・圧送飛沫併用式
潤滑油容量(L) ・・・・・・・・・・・・・2.4
燃料タンク容量(L) ・・・・・・・・13
クラッチ形式 ・・・・・・・・・・・・・湿式多板コイルスプリング
変速機形式 ・・・・・・・・・・・・・常時噛合式5段リターン

タイヤサイズ 
前・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3.50S19-4PR
後・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4.25S18-4PR





2013年7月26日金曜日

ホンダのMTX50



ホンダ・MTX50

1980年代のMTX50の中古バイクって見かけなくなってしまいましたね。

中古の市場でもなかなかお目にかかれないものになってしまった。
なつかしの空冷2サイクル単気筒。

発売は1982年の3月20に発売で、市街地走行から郊外、不整地走行まで巾広く楽しむことができる本格的な車格と装備を持つ2サイクル・ランドスポーツバイク。
プロリンク・リアサスペンションを装備、高剛性31mmφ大径パイプのフロントフォークと相 まって、抜群の乗り心地と操作性で当時はかなり人気があった。
ガソリンタンクも9.5ℓで装備的にはトリップメータ付きのスピードメーターとタコメーターを装備していて、リアキャリアや下回りを守るスキッドプレートなんかも標準で装備されていた。
販売価格は、165,000円だった。

MTX50 主要諸元

フレーム番号・・・・・・・・・・・・・・・・・AD04-1000013~
型式認定番号・・・・・・・・・・・・・・・・I-1435

車名および型式・・・・・・・・・・・・・・・・・ホンダAD04
長さ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2.060m
幅・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.810m
高さ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.145m
軸距離・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.335m
原動機の型式・・・・・・・・・・・・・・・・・・AD01E
総排気量・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49㏄
内径×行程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39.0×41.4mm
車両重量 前軸・・・・・・・・・・・・・・・・46kg
       後軸・・・・・・・・・・・・・・・・52kg
       計・・・・・・・・・・・・・・・・・・98kg
乗車定員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1人
車両総重量 前軸・・・・・・・・・・・・・・64kg
        後軸・・・・・・・・・・・・・・89kg
        計・・・・・・・・・・・・・・・・153kg
タイヤサイズ 前輪・・・・・・・・・・・・・2.50-21-4PR
         後輪・・・・・・・・・・・・3.00-18-4PR

圧縮比・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7.4
最高出力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6.5ps/7,500rpm
最大トルク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.64kg m/7,000rpm

タイヤ空気圧 前輪・・・・・・・・・・・・・1,50kgf/cm2               
後輪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1,50kgf/cm2
ミッションオイル量 分解時・・・・・・・0,9ℓ
            交換時・・・・・・・0,8ℓ

フロントフォークオイル・・・・・・・・・・・ホンダATF
フロントフォークオイル量・・・・・・・・・119,5-124,5㏄

潤滑方式・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・分離給油
潤滑油容量・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2,1ℓ

キャブレターフロートレベル・・・・・・・13,5mm
エアスクリュー開度・・・・・・・・・・・・1 1/4
アイドリング・・・・・・・・・・・・・・・・・・1500rpm

プラグ  NGK・・・・・・・・・・・・・・・・・・B9ES
                                             B8ES
                                             B7ES

バッテリー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・YB2.5L-C 12V-2.5AH

MTX50の中古は全国でも数台しかない。

手に入れても部品がほとんど手に入らない状態なので部品取りの車両などを手に入れないとなかなか維持していくのはむずかしい車両だと思う。

気になる人はGOOバイクやヤフオクなどのオークションで探してみては…





MBX50なんていう中古バイクも…



昔、人気のあった原付スポーツ。

最近では,めっきり中古バイクも見かけなくなってきたMBX50.

MBX50は、ホンダが1982年に発売した50CCのロードスポーツバイク。

発売開始は昭和57年3月1日より発売。
フレームはセミダブルクレードルフ レームを採用している。
タンク容量も12リッターと容量も多く満タンでかなり長距離を走れる原付だった。
リアサスは、プロリンク式で。29φフロントフォークに当時画期的だった軽量な
アルミのコムスターホイールを採用で販売価格は、当時186,000円で販売していた。

MBX50 主要諸元 

フレームナンバー・・・・・・・・・・・・・・・・AC03-1000001~
型式認定番号・・・・・・・・・・・・・・・・・・I-1434

車名および型式・・・・・・・・・・・・・・・・・ホンダAC03
長さ    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.920m
幅        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.675m
高さ     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.000m
軸距  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1.255m
原動機の型式・・・・・・・・・・・・・・・・・・AC03E
総排気量・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49cc
内径×行程・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・39×41.4mm
車両重量 前軸・・・・・・・・・・・・・・・・・43kg
       後軸・・・・・・・・・・・・・・・・・48kg
       計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・91kg
乗車定員・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1人
車両総重量 前軸・・・・・・・・・・・・・・・59kg
        後軸・・・・・・・・・・・・・・・87kg
                   計・・・・・・・・・・・・・・・・146kg
タイヤサイズ 前輪・・・・・・・・・・・・・・2.50-18-4PR
         後輪・・・・・・・・・・・・・・2.75-18-4PR
圧縮比・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7.3
最高出力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7.2PS/8,500rpm
最大トルク・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・0.65kgm/7.500rpm

タイヤ空気圧 前輪・・・・・・・・・・・・・1,75kgf/cm2                 
後輪・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2,25kgf/cm2
ミッションオイル量 分解時・・・・・・・0,9ℓ
            交換時・・・・・・・0,8ℓ

キャブレターフロートレベル・・・・・・・13,5mm
エアスクリュー開度・・・・・・・・・・・・1 1/2
アイドリング・・・・・・・・・・・・・・・・・・1500±100

プラグ  NGK・・・・・・・・・・・・・・・・・・<B8ES>
                                                 B7ES
                                                 B9ES

バッテリー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・YB3L 12V-3AH


当時の諸元データーです。
間違いはないと思いますが参考までに…

ほかの車種もちょこちょことアップしていきたいと思います。